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NY市場サマリー(26日)
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<為替> ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対し安定的に推移した。米連
邦準備理事会(FRB)当局者の発言から、FRBが来月の会合でそれほど積極的な利下
げは行わないとの観測が出ていることが背景。
この日は朝方、ムニューシン米財務長官がCNBCに対し、米中通商交渉は「90%
程度」完了していたとの見解を表明。これを受けドルとユーロが対円で上昇した。ただ、
今週の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を控え市場で警戒感が出ているこ
とに加え、米国とイランとの間の緊張も解消されていないことから、安全通貨と見なされ
る円とスイスフランの下落は限定された。
トランプ米大統領は中国との通商問題について、今週予定する中国の習近平国家主席
との会談で通商合意を得ることは「可能」と言明すると同時に、物別れに終われば中国製
品に追加関税を発動する考えを表明。G20首脳会議に合わせて開かれる米中首脳会談で
少なくとも通商協議再開の糸口はつかめるか注目が集まっている。
クレディ・アグリコル(ニューヨーク)の外為ストラテ

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