スポンサーリンク |
欧州市場サマリー(10日)
- 記事詳細
-
<ロンドン株式市場> 1カ月超ぶりの高値に続伸して取引を終えた。米国とメキシ
コが不法移民対策で合意し、米国によるメキシコへの制裁関税が見送りとなったことで市
場心理が好転した。
幅広いセクターが買われ、金融と鉱業、石油株がFTSE100種の大きな押し上げ
要因になった。
オンラインスーパー大手オカドは4.7%上昇した。このところ勢いに乗る
縦型栽培産業に関する1700万ポンドの投資計画が好感された。
小型株では旅行大手トーマス・クックが17.1%急騰。最大の株主である
リゾート事業運営の復星旅遊文化集団に観光事業を売却する協議を進めている
としたことが買い材料だった。トーマス・クックはここ1年間で、3回にわたり利益見通
しを引き下げている。
中型株ではウッドフォード・ペイシェント・キャピタル・トラストが一段と
値を下げ、6.1%安。株式ファンドの取引停止が「営業成績」に影響していないとの発
言にもかかわらず、前週からの売り込みが続いた。今月に入り4分の1近くの時価総額が
吹き飛んでいる。

スポンサーリンク |