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【NY市場】金融不安巡る情報で一喜一憂
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18日のNY為替市場は金融不安を巡る情報に一喜一憂した。
前半は円買い優勢だった。
反発で始まった米国株が下げに転じたため、リスク回避の動きが強まった。
マネー・マーケット・ファンド閉鎖報道でカストディアン関連株が急落するなど金融株の不安定さが目を引いた。
ただ、カストディアン大手各社が市場で噂されていた損失懸念を否定すると円買いが一服。
ドル円、クロス円は揉み合いに転じた。
終盤にはポールソン米財務長官の不良債権処理機関設立構想が伝わった。
これを機に金融不安が緩和、ドル円が急伸してクロス円も買い戻された。
◆ドル振幅、信用不安で一時ドル安も切り返す ドル相場は振幅した。
序盤は原油高の一服でドル買い優勢で幕を上げたが、 金融不安で米国債利回りが急低下するとドル安に振れた。
ドル円は104円付近まで下落、ポンドドルは1.85台後半、 ユーロドルは1.44台半ばまで上昇した。
ただ、ドル安は 持続しなかった。
カストディアン大手各社の損失否定発言 で株安が一服、米財務長官の不良債権処理機関設立構想が 浮上したことがドル買いに繋がった。
ドル円は105円台半ば まで切り返し、ユーロドルは1.4300付近まで下落した。
◆クロス円 米株急伸で反発も、勢いまちまち クロス円は前半ジリ安だったが、後半切り返した。
米財務長官の不良債権処理設立構想で米国株が急伸した ことが買い戻しに繋がった。
カナダ円は97円台半ばから 99円台半ばへ、豪ドル円は83円近辺から85円近辺へ、 ポンド円は190円付近から192円付近へと買い戻された。
ただ、上昇の勢いはまちまち。
ユーロ円は150円付近から 151円台半ばへと反発したが、ロンドン市場での高値を 回復するには至らなかった。
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