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米7月小売売上高、減少に転じる=自動車販売不振で
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−個人消費、減税効果薄れ勢い失う=Q3・GDP伸び率悪化の恐れ−
【2008年6月13日(金)】 − 米商務省が前日発表した7月の小売売上高は前月比0.1%減と、2月以来5カ月ぶりに減少に転じた。
自動車販売の不振が主な理由だ。
自動車を除いた小売売上高は同0.4%増とプラスの伸びとなっているものの、伸び率は前月に比べ大幅に鈍化しており、個人消費は勢いを失ってきている。
エコノミストは、第3四半期(7-9月)の最初の月である7月に、GDPの約3分の1を占める小売売上高がマイナスとなったことから、同四半期の伸びは、第2四半期(4-6月)の伸び率(前期比年率+1.9%)を下回る可能性が出てきたと懸念している。
特に、GDPの個人消費の算出に使われる自動車・ガソリン・建設資材を除いた小売売上高は6月の前月比0.5%増から同0.3%増に伸びが鈍化している。
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