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ユーロ紙幣
ユーロ紙幣(ユーロしへい)はヨーロッパの多数の国における共通の通貨であるユーロの貨幣のうちの紙幣。硬貨については、ユーロ硬貨を参照。
額面
ユーロ紙幣は、加盟各国で同じデザインのものが使われる。7種類の額面のものがあり、それぞれ色と大きさが異なっている。それぞれのデザインはそれぞれの時代のおけるヨーロッパの建築というテーマに基づく。紙幣の表面は「窓」または「門」があしらわれており、裏面は「橋」があしらわれている。図柄は実在のものと似かよらないよう注意深くデザインしており、特定の地域が特別扱いされ議論の的にならないようにされている。
各額面の紙幣に共通なデザインは、欧州連合の旗、5カ国語による欧州中央銀行の略称(BCE、ECB、EZB、EKT、EKP)、裏面にはヨーロッパの地図、ラテン文字とギリシャ文字での「ユーロ(EURO)」の文字および、欧州中央銀行総裁の署名である。欧州連合の象徴である12個の星もあしらわれている。
ユーロ紙幣のデザインは欧州通貨機構(European Monetary Institute)の理事会が主催した1996年2月12日のコンペに提出された44個の案から、オーストリア国立銀行のロベルト・カリーナ(Robert Kalina)の案が1996年12月3日に選出された。
デザイン
| 額面 | サイズ | 主要な色 | 建築 | 時代 | 印刷局コードの位置 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5ユーロ | 5 | 120 x 62 mm | 灰色 | 古典 | 5世紀以前 | 左の図柄の縁 |
| 10ユーロ | 10 | 127 x 67 mm | 赤 | ロマネスク | 11世紀〜12世紀 | 8時方向にある星 |
| 20ユーロ | 20 | 133 x 72 mm | 青 | ゴシック | 13世紀〜14世紀 | 9時方向にある星 |
| 50ユーロ | 50 | 140 x 77 mm | オレンジ | ルネサンス | 15世紀〜16世紀 | 右の図柄の縁 |
| 100ユーロ | 100 | 147 x 82 mm | 緑 | バロック及びロココ | 17世紀〜18世紀 | 9時方向にある星の右側 |
| 200ユーロ | 200 | 153 x 82 mm | 黄色・茶色 | アール・ヌーヴォー | 19世紀〜20世紀 | 7時方向にある星の上側 |
| 500ユーロ | 500 | 160 x 82 mm | 紫 | モダニズム | 20世紀〜21世紀 | 9時方向にある星 |
ユーロ紙幣に使用されている「紙」は実際には綿繊維100%で耐久性も高く独特の手触りがある。なお、紙幣は各国で同じデザインの物が製造されているが、紙幣に記載されている記号、番号の先頭のアルファベットで、製造国が判るようになっている。
| 表面 | 額面 | 裏面 |
|---|---|---|
| 5 | ||
| 10 | ||
| 20 | ||
| 50 | ||
| 100 | ||
| 200 | ||
| 500 |
- ヨーロッパ「本土」以外で紙幣に記されている国または地域は以下の通り。
- アゾレス諸島
- フランス領ギアナ
- グアドループ
- マデイラ諸島
- マルティニーク
- レユニオン
- カナリア諸島
- キプロスとマルタは、2004年に欧州連合に加盟したばかりなので登場しない。また、マルタは小さすぎるため記載できない。最小でも400kmが必要である。
外部リンク
- 欧州中央銀行
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